シルバーウィーク最終日の2015/9/23(水・祝)の昼から、8時まで居られるフリータイムで彼女と二人で歌うことが数日前から決まっていた。
この前記事にした通りだが、JOYSOUND MAXで歌えた近場のカラオケ屋に電話で同じように2日前の月曜日に予約してみると、なんとJOYSOUND MAXの部屋は予約でいっぱいとのこと。
DAMは曲数が少なくて歌うレパートリー的にきついので妥協して前世代機種のJOYSOUND f1で歌ったのであった。
まず、入ってすぐ気づく違う点。旧デンモク(正式にはキョクナビ)1台のみだった。てっきり2台だと思っていたのだが、DAMのパーティールームと混同していたという理由の勘違いのようだった。
デンモク、というとDAMの呼び名になってしまうはずなので、キョクナビと記述することにする。
キョクナビの基本操作はf1とMAXとではほぼ変わらない。
違う点を挙げるとすれば、
・ガイドメロディの設定がf1:「プロ・アマ・標準」,MAX:「大・中・小・オフ」
・f1用は告知ビデオがトップ画面で流れるが、(確か)MAXではタブレットにあるためキョクナビにはない
せいぜいこの程度の差しか感じられなかった。
元々、大きな不満こそ無いキョクナビの仕様ではあるものの、タブレットの存在を知っていながら、それを使えない機種っていうのは凄くイライラするものがあった。(慣れって恐ろしい)

画面の出力も大きく違う。
基本的にカラオケ機種筐体の画面を見て歌うカラオケ屋なんてまず無いだろう。
大抵は、30~50インチクラスの大画面テレビに接続されているはずだ。
この出力方式も違うようで、f1では縦解像度480SD画質、MAXでは1080HD画質のように感じられた。
この解像度の差が大きく現れるのは背景映像よりも、歌詞テロップ部などのほうが感じられると思った。歌詞の文字のエッジ(境界)がMAXでははっきりしていたのに、f1では凄くぼやっとした表示で、まるでPS3/PS4で遊んだ後、Wiiで遊ぶようなあの感覚に似ていた。

採点にも差が。
基本的に選べる採点スタイルの種類は一緒だが、特に分析採点の変化を感じ取った。
f1「分析採点Ⅲ」
しゃくりとビブラートの2つの回数が加点要素。音程バーが画面上半分に出る。
だが、しゃくりとビブラートの判定が物凄く遅く、7~8秒程度かかるために、音程バーの左端が過ぎ去ってから暫くしてそのポイントの判定が行われていたため、どこが判定されているのかが非常にわかりにくかった。ビブラートなどのポイントをアイコンと赤線で繋ぐ形で本来は表示したかったのだろうが、全くそのポイントが見えない。
曲終了後、結果が表示される。1ページ目が点数とその配分、2ページ目が音程一致率・しゃくりやビブラートの回数・安定度…など詳しい情報が表示される。ページ送りは手動。
MAX「分析採点マスター」
加点要素にこぶしが追加され、DAM同等の3点になった。音程バーが画面上半分に出るのは変わらないが、左上隅に各フレーズの音程一致率ゲージが新たに表示されるようになっている。
遅かった加点要素の判定も、超高速化されていて、0.5~1秒程度以内には表示されるため、音程バー上に出すのに余裕で間に合うレベルとなっている。
曲終了後、結果が表示されるのは変わらないが、3ページになっている。自動ページ送りが余裕を持った時間でなされるため、非常に見やすい。表示される要素に、歌った曲の音程と自分の出せる声域の比較表示や採点に関するコメントが追加されている。また、フレーズごとに音程一致率85%以上をひたすら順番に目指す音程強化モードが追加。

音質にも大きな差が。
MAXで大満足していた自分。f1で歌ってみたら如何にもJOYSOUNDだ…と思わせる安っぽい音。正直MAXで慣れてしまうと歌いにくいかもしれない。


最後に、お恥ずかしながら、f1で最後に歌ったのは冬の終わりの頃のことだったので、あやふやな部分が前レビューには残っていました。そちらもある程度訂正します。

やっぱりJOYSOUND MAXが最高だ、f1はもういいやと思わせられるいい機会だった。