Windowsでスクショを撮りたい時、困ったことありませんか?
バージョンによって若干異なりますが、いろいろな撮影方法があります。

スクショを撮影する5つの方法を掲載します。
スクショを撮りたいタイミングで1.~5.のどれか適切なものを選んで行いましょう。
  1. Print Screenキーを押し、ペイント等で貼り付け(Ctrl+V)する
  2. Alt+Print Screenキーでそのウィンドウだけキャプチャ、ペイント等で貼り付けする
    これらは全てのWindowsで使えるものです。基本的には、XP以前のレガシーなOSを使うときにはこれしかありません。また2.で注意すべきなのは、ウィンドウの上に重なるウィンドウがある状態で撮影すると、その部分が隠れたキャプチャになってしまうことです。
  3. Snipping Toolを使って自由範囲・四角形範囲・ウィンドウ範囲・全画面で保存する(Windows Vista以降、一部機能は10のみ)
    Vista以降ならば、スタート→すべてのプログラム→Windows アクセサリあたりにこのツールがあるはずです。モードを指定して範囲選択が完了すると、プレビューされます。このプレビューされた段階で、既にクリップボードへのコピーは自動的に完了しますので、ファイルにまで保存する必要が無く、貼り付ければいいだけなら閉じて構いません。画像ファイル化したければ保存ボタンを押すと良いでしょう。
    また、Windows 10 バージョン1507以降(つまり全てのWindows 10)では、「遅延」機能が追加されており、新規作成ボタンを押してから1~5秒後に撮影する、いわばセルフタイマー機能が付きました。これによって、クリックすると消えてしまうスタートメニューなどを、Snipping Toolで撮影することが8.1では不可能であった(スタートを開く→新規作成クリック→キャプチャがスタートが閉じた状態になる)のが、10では可能(遅延を設定→新規作成クリック→スタート開く→指定時間経過後開いた状態でキャプチャ)になりました。もし、8.1以前でクリックすると消えるスタートのようなものを撮りたければ、この方法は使えず、他の方法を選択するしかありません。
  4. Win+Print Screenキーを押して保存する(Windows 8以降)
    この方法は1.の代わりになるものです。このコマンドは画面全体のみですが、嬉しい部分もあり、キャプチャと保存を両方同時にやってくれます。ピクチャのスクリーンショットフォルダ内に連番で残る形となりますが、ペイントに貼り付ける手間が無いだけ全画面で良いならだいぶ楽です。
  5. Win+Shift+Sで四角形範囲指定で保存する(Windows 10 バージョン1703 RS2以降)
    実はコイツ、内部的には3.で紹介したSnipping Toolを起動し、四角形範囲選択新規作成モードに切り替えてるだけです。しかし、選択後の動作に違いがあり、これはクリップボードに自動コピーされて終了です。ファイルに保存したければ3.のほうが良いかもしれません。地味に役立つ場面が1つあり、twitter.comの公式サイトからの画像投稿はクリップボードからのコピーを許可しているため、ファイルにまで保存する必要が無ければこれで全く困らないという寸法です。
お読みになっているみなさんも、初めて知ったやり方が1つくらいはあるんじゃないかと思います。
特に5.の方法に関してはRS2以降のみとなっており、記事投稿時点ではCBにすら降りていないため、ある意味知らなくて当然かもしれません。しかし、わざわざ追加されただけあって便利なショートカットキーですから、覚えておいて損はないかもしれませんよ。